【前回までのあらすじ】
とんでもねぇ濃さの陽キャたちに取り囲まれた。
ということで、迷子の王族たちはフォガートくんの後をちょこちょこ付いて行くことになりました。
フィレネとソルムは真っ先に不戦同盟を結ぶ程度には仲良しなものの女王以外の王族の顔触れが不明らしく、王位継承者のアルフレッドくんどころか女王のイヴ女王すらスフォリア女王以外とはお会いしたことがないとかいう怪しすぎる国家のようです。
味方だと思い込んでたけど、これ大丈夫な国ですかね…?
同じく同盟国のディアマンドくんもお会いしたことがないということは、女王以外の顔は他国には完全に秘匿されているってことになるんでしょうけど、それって外交的には問題しかないのでは…
これは駄目そうな気がしてきたぞ…
そうだよねぇ…陽キャがあんなにウェイウェイしてる国なのに謎の秘密国家って、もはや怪しさの塊でしかないよねぇ…
故に当然、アルフレッドくんの警戒センサーにしっかり引っかかってしまうのでした。
この子無害そうな平民相手には警戒心0で近付いていくけど、無害そうでも立場のある人間相手にはしっかり警戒心あるどころか若干警戒しすぎな感じすらあるので、その辺の感性というか考え方が完全に上に立つ者のそれらしいのがいいですよね。
リュールくんが完全に赤ちゃんなので、この王族警戒センサーが横にあると安心する…
そんなこんなで、ようやくソルム王城に辿り着きました。
いやぁ、本当に助かりましたよフォガートくん…
が、フォガートくんは親切に王城の門を開けてくれようとしています。
自警団程度が門を開けられるとも思えず、ディアマンドお兄様も真顔で口調が崩壊する程度には困惑していますが、フォガートくんは悠々と門番の方へ向かってしまいました。
まあ、ここまでされたらまあ…察するよね…
そもそも固有クラスの時点で察せるものはありましたが、フォガートくんはソルムの王子だったようです。
このとんでもねぇ陽キャが王子とは、凄い国ですね…
王子で自警団してる人間…
1人思い当たるFEキャラがいますが、フォガートくんは彼のオマージュキャラなんでしょうかね…?