【前回までのあらすじ】
近年稀に見る美しいジャンピング土下座。
麗しい二人が完全に呆気に取られてて草。
下級兵クラスだったら流石にその場で首かっ切ってそうな所業ですけど、果たして本当にただの兵なんですかね…?
二代目ジャンピング土下座王子が爆誕していたとはたまげたなぁ…
↑初代
いやー…王子がやらかしたのなら、それはそれで大問題ですが…
まあ、リュールくんとアルフレッドくんの心の広さなら、そこまで酷いことにはならないか。
で、こちらの感じが悪い女人たちはスタルークくんの臣下だそうです。
王子自ら迎えに…?
いやまあ、来るか。なんせ、我神ですしね。そりゃ王族が迎えに来るのは必然ですね。
…ってことは、武力の国とはいっても割と礼儀はしっかりしてる感じですかね…?
これは…仕方ないですねぇ…
国境付近なんて賊ばっかでしょうし、今は異形兵も跋扈してるしで相当精神的にもきつかったんでしょう。ショタとロリに現を抜かしててごめんな、スタルークくん。
ま、それはそれとして結構ギリギリではあったので、アルフレッドくんの苦言もまた仕方ないんですけどね!
盟主の王子に怪我なんてさせてたら国同士の問題どころか普通に戦争にもなりかねませんし、そもそもリュールくんが怪我してたら戦争というか…ブロディアが袋叩きにされててもおかしくないというか…
ま、ここは遅れた我々も悪いので、お互い様ということにしましょうや…
スタルークくん…
国交に関わるなら、その臣下の再教育するか取り換えるかした方がいいですよ…?
せっかく収まりかけてたのに部下が事態を拗らせたせいで上司が頭下げてるの、流石に気の毒過ぎるだろこれ…
君は君で独特な拗らせ方してるなぁ…
すまんな、神だから意識しなくても輝いてしまうんだ。
ということで、スタルークくんの導きでグランスール大橋とやらまで来ました。
FE…大橋…落とし穴……うっ、フレイムランス…
イルシオン側は、かなり積極的に邪竜ちゃんの復活を流布してるんすねぇ。
脅威認定されるデメリットがあるとはいえ、それだけのデカい後ろ盾があるってアピールにもなりますし、言うだけ得って感じなんですかね。
いや…うーん…
どれだけ正当性があってしていたかはともかく、ブロディアが頻繁に攻め込んでたから、自衛としての最終手段だった可能性もなくはないかと…?
獅子で赤い石ってことは…多分、ロイくんですね。
知性派のロイくんが、こんな好戦的な国に預けられてたとはなぁ…
彼の兄のディアマンド王子とやらは、ロイくんの声も聞こえているそうです。
そういえば、リュールくんも顕現させる前からマルス様の声を聞けてましたし、指輪を装備するに値する存在と判断されれば声が聞こえるような感じなんでしょうかね。
なんか、こう…メダリオン持っても暴走しないレベルの正の気の強さとか…そういう…
おっ、突然お兄ちゃん上げが始まったぞ…?
強く聡明で威張ったところがない魅力的なお兄ちゃんですか…この子もですが、イメージしてたブロディアの王族とは違う感じがしますね。
彼らの親父殿が、私のイメージしていたブロディア王族ってだけなんでしょうなぁ。
なんか…君、本当に大丈夫…?
部下の人事もアレだし、お家でちゃんと可愛がってもらえてる…?
うちで可愛がるから、リトスに来てもいいんだよ…?