【前回までのあらすじ】
104号室と饅頭とお兄さんのお歌。
さて、いい加減通り道に落ちている物を無視するのもなんですし、そろそろ回収しましょうか。
グゲンカーのマーケットのど真ん中に、「龍の羅針盤」が堂々と鎮座しておりました。
こんな分かりやすいところに落ちているなんて、誰かに持っていかれなくてよかったね…ほんと。
もうなくさないでくださいよ、おじi閑照さん…
しかし男閑照、ここでお気に入りのショタを故郷へ連行ムーブに入る。
この人ほんと…見た目に反して結構肉食系ですよね…
グイグイ促されたので、とりあえず羅針盤だけは使っておきましょうか。
どうやら、龍ヶ峰はここからそう遠くない場所に入り口があるようですね。
緑の鳥居とやらはまだ見かけていないですが、適当にあちこち見て回りながら探してみましょうか。
鳥居を探している道中で、今日は唯一町にいなかったミレイユちゃんと遭遇しました。
一人でシーサイド付近をうろついていたんですが、何かお仕事なんでしょうかね…使用人さんも大変だ…
さて、昨日はまどろみの森南部のシーサイドにのみ向かいましたが、実は住民票を手に入れたことで入れるようになっている所がもう一ヶ所あります。
そこに向かう最中、二足歩行する猫の生物「ニャン族」に頼まれごとをしました。
近くの洞窟内に忘れ物をしてきたそうですが、相棒が禁断症状とやらを発症していて身動きが取れないんだとか。ちょっと怪しいですが、とりあえず探してきてあげましょう。
ちなみに、落し物は「白い紙袋」です。
うーん…ヤバそうな匂いがするぜ…
その洞窟内に入ると、早々にこんな話が聞けます。
…うん、もうなんか分かったね…うん…
ほんで、この辺の敵。
そうだね、「マタタビ」という名の非合法なおぐすりの取引場だね…
ちょっと待ってくださいよラッセルくんさん…なんでこんな場所が夢の中にあるんですか……クリスくんがそれらしいこと言ってたし、運び屋やってただけですよね…?
※それらしい話。
あっ、違うね! しっかりキメてたんだね!(震え声)
マジか…マジかぁ…
とりあえず、最奥でガンギマリニャン族に襲われながら
一応依頼品は回収できたので、一旦依頼主の元へ戻りましょうか…
ひえ…
んじゃ、この洞窟の更に奥にも行ってみましょうか…
やべー洞窟を抜けると、そこはニャン族の町「カクレミノ」でした。
ぱっと見で分かるほどには悪環境ですね…
ここでは漢方を欲しがっているニャン族がおらっしゃったので、
猫好きの閑照さんが、その場で安全な方のお薬を調合することになりました。
ほんと…いくら笑顔が胡散臭くても、閑照さんのお薬なら安心だよ…
ちなみに、本件で感動してくれたニャン族さんは、お礼に「ネコ耳のポンチョ」をプレゼントしてくれました
ので、これは閑照さんに着てもらうことにします。
27歳の独身男性にはキツい? 大丈夫大丈夫ヘーキヘーキ。
あと、実はここにはデートスポットも存在しています。
その名も「オンリーユーシアター」、映画館ですね。
デートスポットなだけあって、2人きりでしか入れないそうなので
当然の権利のように、閑照さんを連行することにします。
というか、実は今の閑照さんは強制でパーティーインしているので、外せないんですよね。まあ、最初から彼を連行するつもりだったんですけど。
んじゃ、入ってみましょ。
中はニャン族ばかりでしたが、どいつもこいつもカップルだったのでこちらもアベックらしくいちゃつきましょう。
なーに、この世界なら13歳差でも捕まらんさ。
ちなみに内容は、「愛・スクリーマー」というグロホラー恋愛映画でした。ラッセルくん曰く、年齢指定するべき内容との事です。
カップルで見るもんじゃねーぞ…
閑照さんはラッセルくんとデートができてご満悦でしたが、後半は寝てたそうです。
女性の悲鳴を聞きながら寝れるとか、心臓に毛が生えてるんですかね…この人…