【前回までのあらすじ】
パイセンを見習って勇者のつるぎを自作するぞ。
弟分の様子が気になるので、サマディーに来ました。
が、異変前は赤く光る星に過ぎなかった「勇者の星」が異変後から落下を始め、現在はサマディーの上空まで迫っています。
そのせいで、周囲は空が赤く染まる異様な状況になっています。目に悪いですし、控えめに言って不気味ですね。
その光景に、各々色々と言っていますが
習性が猫に近しいルキウスくんは、黒いヨッチをロックオン。
その辺を歩いてるヨッチ族は、ルキウスくんが近付くと消えてしまいますが、この黒いヨッチは質量を持っているようにも見えますね…
ただ、他のヨッチと同じくルキウスくん以外には見えていない様で、おじいちゃんに接触しても誰も反応しません。便利な奴だな…
垂直に登るのか…(困惑)
これにはルキウスくんもびっくり。
おじいちゃん登山終了。
初見はこれのせいで、おじいちゃんの話が全く頭に入ってきませんでした。おのれヨッチ。
ルキウスくん、小難しい顔しててかわいいし首傾げててかわいい。
あ、うん。ちゃんと聞いてたよ(棒)
勿論、初見時はちゃんと二度聞きました。おのれヨッチ。
オッケー!なんかよく分かんないけど、とりあえず王様のところに行けばいいんだね!
ダブルデートしに来た時は、ファーリスくんのお誕生日会で賑やかだったもんねぇ。
サマディー城はHHEM村だった…?
玉座に近付くと、王様とファーリスくんがなにやら揉めていました。反抗期かな?
お、勇ましい顔つきになってますね。
これは、反抗期っていうか、使命感に燃えてるのかな?
話しかけようかと思いましたが、急いでたのか、ファーリスくんはルキウスくんに気付かずにそのままお城の外に行ってしまいました。
お兄ちゃんちょっと寂しい…
じゃ、久しぶりに王様とお話しましょ。
あ、そういえば、おじいちゃんとサマディー王って王様同士だから面識ありましたもんね。
そりゃ、赤さんのルキウスくんを前にしてあんなに一致団結したのに、豹変したデルカダール王の虚言に騙されてたら頭も下げるわ…
おじいちゃんはそう言ってるけど、ルキウスくんの彼氏が許すかな?
まあ、サマディー王に非はあんまり…多分、それほどないので、特に気にはならないですけど。虹色の枝の件は、実害があり過ぎましたけどね。
勇者の星の落下については不明なままですが、星に文字が書かれているとは、またなんとも意味が分かりませんね…しかし、そんなものを見つけるとは、ファーリスくんお手柄だなぁ。
あとでよしよししてあげよう。
あの子、親の反対を押し切ってまで調査に行ったのか…なかなかやるじゃない。しっかり見てきてあげなきゃですね。
ということで、ファーリスくんと勇者の星を確認するために、バクラバ砂丘に向かいましょう。
そりゃ、年齢と背格好どころか、本来なら立場も同じですからね。
ネコチャンは賢いからな。とはいえ、今はどこも危ないし、ご飯が食べれる安全な所にいてくれるといいんだけど…
ネコチャン!
伝説の勇者様は、今君の目の前にいるんだよなぁ…