【前回までのあらすじ】
また勇者の星が落ちてきたけど、今度は中からもっとヤバそうなものが出てきた。
カミュくんは心が広いな…しゅき…
盾おじ爆誕の瞬間。
ああ、そういえばベロニカちゃんっておっきい生き物が好きなんだっけ。
じゃあ、盾おじさんはぴったりやね。
急に泣かせにくるのやめて。
姉貴が早速つっつく気満々で草。
盾おじさんはインタビューで姉貴に弱みを握られたくないって言ってたし、相当からかってたんやろなぁ…もしくは、優しく添い寝してあげてたのかな?
それはそれで恥ずかしいだろうなぁ…
だから、おじいちゃんは変なフラグ立てるのやめてって。
なんか目が緑に光ってるモンスターや、ブラックドラゴンが闊歩し始めた治安の悪いデルカダール地方を抜けデルカコスタ地方へ行くと、生憎の雨でした。
ロケーションが悪い…ルキウスくんが濡れ濡れになってしまう…毎晩カミュくんに濡れ濡れにされてるけど。
悪天候で見づらいですが、お空になんだか黒くて丸い変なものが浮いてました。
あれが黒ヨッチちゃんと合体した何かなのかな?
なんて 大きさなの……。(メッセージウィンドウを見ながら)
あんなのが勇者の星なんて嫌だなぁ…
今代の勇者がこんなにキュートなんだから、勇者の星にも可愛くあってほしい…
ここ、唇ぷるぷるポイント。
かわいい。
珍しく、声をかけられただけで可愛いお口を歪ませる程びっくりしたルキウスくんの振り向いた先にいたのは
なんと、爆発四散した筈のウルちゃんでした。
お前、死んだはずじゃ…?!
あ、なーんだ! 預言者さんのコスプレかぁ! 趣味悪いな。
知ってる。
ルキウスくんは既に未来で出会っていましたが、預言者さんがトサカ野郎から美女に変身したので、みんなは困惑してるようです。
この中で預言者さんに会った事があるのは、ルキウスくんとカミュくんだけですもんねぇ…
しかし預言者さんは詳しく説明してくれるわけでもなく、なんか預言っぽいことを言い始めました。
相変わらずマイペースなお姉さんだな…
そして、質問に答えてくれないのも相変わらずですね…
しかし、その…預言者さんの預言、雑過ぎない…?
ルキウスくん視点だと、預言じゃなくて最早ただの指示でしかないんですけど…まあ、そういうのもこの世界の醍醐味なんでしょうなぁ。
とはいえ、ルキウスくん以外のみんなは何のことやらさっぱりなので、呆然としています。
これが普通の反応だよなぁ…
そんな中、ベロニカちゃんだけは預言者さんの預言に何か心当たりがあるようで、天空のフルートを取り出してくれました。
そう、それを待ってたんですよ! それを! 流石はお姉さま! 素敵! 天才魔法使い!
う゛う゛う゛う゛…い゛ち゛い゛ち゛か゛わ゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛…
いく? ルキウスくんいくの? 吹くの? また吹いちゃうの?(興奮)
あっ
笛になりたい…
フルートを吹き終えると、案の定ケトスくんが現れました。
が、
大事故ですよこれは。
やっぱどう見てもUMAだよなぁ…あいつ…
しかし、よく怪我人が出なかったな…
お、お姉さま鋭いっすね…というか、めちゃくちゃルキウスくんのこと見てますね…
お姉さまめちゃんこ可愛いから、あんまり見られると恥ずかしい…(はずかしい呪い)
惚れてまう…(プレイヤーの心がメス)
さっき「ついていく」って言ったばっかりなのに、秒も待たずに仕切るお姉さまほんと好き…
ということで、悪天候の中ケトスくんの背に乗って、天空の民とやらのもとへ向かいましょう。
まあ、天空の民ってのは十中八九神の民の事でしょうけどね!