【前回までのあらすじ】
おじいさんとおっぱい美女に優勝賞品を持っていかれた。
虹色の枝を持ち逃げした二人を追いかけて、彼氏が怒り狂いながらユグノア城跡にやってきた、ルキウスくん一行。
見るも無残な建物の残骸が並ぶその場所は、ユグノア王国の王子だったルキウスくんの実家です。
滅んでるとは聞いてましたが、想像以上に滅んでて酷い有様です…なんもないやん…なんかドラゴンが闊歩してるし。
なんでこんなところに呼ばれたのか分からないまま奥に進んだ五人は、待っていたロウの後をついて行く事になりました。
ちなみに、マルティナちゃんは別の場所で待機しているらしいです。
ロウが向かった先は、ひとつのちいさなお墓。
どうやらそれは、ユグノア王国最後の国王アーウィンと王妃エレノアのお墓。つまり、ルキウスくんの本当のパパとママのお墓らしいです。
そしてロウは、お墓の下の二人の事を「娘」と「婿殿」と呼びました。
そう、ロウはルキウスくんの本当のおじいちゃんだったのです。
言葉無くルキウスくんを見守る一同でしたが、ルキウスくんとロウおじいちゃんがお墓に手を合わせると、一緒に手を合わせてくれました。
みんな優しい…
みんなしょんぼりしてるけど、優しい…
ロウおじいちゃんがルキウスくんを実家まで誘き寄せたのは、色々とお話ししたかったのと、亡くなったユグノアの人々の為に、一緒にユグノアに伝わる鎮魂の儀式をしてほしかったからみたいです。
おお、もう…そんなの、わざわざ回りくどいやり方しなくたって、ちゃんと言ってくれれば喜んで来たよ…
(ちなみに、マルティナちゃんは儀式の準備の為に、裏山の頂上で待っていてくれたみたいです)
なお、鎮魂の儀式はユグノアの王族だけで行うもののため、ルキウスくんはおじいちゃんの真似をしながら、たどたどしく儀式を進めます。
飛んでるのは死者の魂に見立てた蝶。
この蝶達は命の大樹に向かって飛んでいくので、全ての命の源は命の大樹であり、死ねば大樹に戻っていくという言い伝えに基づいた儀式となるわけです。
ほとんど皆殺しだったユグノア国民達の魂が、これで安らかに眠れるといいんですけどね…
ここは、喋らない主人公だからこそ、色々と想像が掻き立てられるところでもあります。あと、お顔が美しすぎる。
儀式が一通り済むと、おじいちゃんはルキウスくんの本当のママ・エレノアがルキウスくんに対して何か残していないか、と尋ねます。
そこでルキウスくんは、テオおじいちゃんが遺していてくれた、ママのお手紙を見せることにしました。
ママのお手紙で、おじいちゃんは堪え切れずにまた泣いてしまいます。そりゃ泣くよ…当然だよ…
涙を見せるおじいちゃんはこの実家跡に着いてから散々見てきましたが、ルキウスくんが今にも泣きそうな表情を見せるのは、実はここが初めてです。
ここまで旅をしてきて、身に覚えのない汚名を着せられても、故郷の村を焼かれても、国に追われても涙を見せなかったルキウスくんがここに来て遂に泣きそうになるのは、やっぱり本当に最後の肉親の前だからこそなんでしょうね。
しんどい…泣いてもいいのよ…というか、あんまりにも可哀想すぎるから、一度ぐらい泣かせてあげてほしい…
色々と考えることがあるのか、ちょっと一人にしてほしいとおじいちゃんが言うので、他のみんなと話しながら山を下りていくと、最も遠い所にマルティナちゃんが立っていました。あと雨も降ってきました。
マルティナちゃんは、「あの日」もこんな風に雨が降っていたと言います。
あの日って何よって聞きたいところでしたが、間の悪い事にデルカダールの追手が裏山まで来ていました。お願いだから空気読んで。
しかも、崩壊していて馬で乗り入れることが出来ない筈の裏山に、愛馬リタリフォンに乗って現れる私服クソダサおじさん・グレイグ。
お前といいシルビア姉貴といい、システムを無視して行動するんじゃないよ!
兵士が跋扈していた為、他のみんなのもとに戻ることも出来ず、二人きりで兵士とおじさんの相手をしなければいけなくなってしまった、ルキウスくんとマルティナちゃん。
兵士の相手をしていたマルティナちゃんはともかく、レベル36のおじさん(年齢も36)を相手にしなければいけないルキウスくんは終始劣勢でしたが、運悪く崖っぷちに追い詰められたルキウスくんが崖から落ちてしまった為、マルティナちゃんが慌てて追いかけて一緒にダイブします。
崖から落ちている最中に、既に気を失っているルキウスくん。どう見てもヒロインのそれである。
女騎士と姫かな?
ルキウスくんが目を覚ますと、いつもの知らない天井でした(恒例行事)
崖から落ちた後、近くの小屋までマルティナちゃんがルキウスくんを運んでくれたようです。明らかに体格はルキウスくんの方が良いのに、一体どんな筋力をしてるんだ…
うん、まあ、格闘家のマルティナちゃんと違って身軽さが売りの元盗賊カミュくんですら運べたくらいだし、いけなくはないかな…いや、向こうは彼氏の鑑だし比較にならないか…
一応、ルキウスくんって60kgぐらいはある設定らしいんすけどね。逆サバでも読んでるのかな?
そしてこのマルティナちゃん、実は16年前にユグノア滅亡に巻き込まれて亡くなったとされていたデルカダールの王女様で、赤ん坊のルキウスくんを最後まで守って逃げてくれた、命の恩人でありました。
しかし、身を挺して二人を逃がしたルキウスくんのママ・エレノアさんのお陰でその場を乗り切ったのも束の間、追手の馬型の魔物に見つかってしまい、二人は川に落ちてしまったのです。まるで今回の襲撃みたいですね…
籠に入っていたルキウスくんはそのまま川に流されてしまい、イシの大滝まで流れ着き、釣りをしていたテオおじいちゃんに拾われたのでした。
というか、イシの村とユグノア間って川で繋がってはいてもめちゃくちゃ遠いんですけど…赤ん坊のルキウスくんが魔物に襲われなかったのは奇跡ですね…
そんな昔話をしている間に雨も止み、二人は一旦ユグノア城跡に戻る事に。
道中、グレイグおじさんに再度襲撃されましたが、マルティナちゃんに攻撃できずグレイグが躊躇した隙に馬を奪ったマルティナちゃんとルキウスくんは、盗んだリタリフォンで走り出し、なんとかお城で待っていてくれたみんなと合流出来ました。
というか、他のみんなはあの晩どうやってやり過ごしたんすかね…
ようやっと落ち着いたので、ここまでの旅の目的だった虹色の枝をロウおじいちゃんから受け取り、何か見えないか試してみることに。
しかし、特に何も起きませんでした。
そんな…ここまで引っ張っておいて、そんなの酷いよ…ルパスさん許さないからな。
まあ、しゃあないから命の大樹に向かう方法は他に探してみましょうや。ということで、おじいちゃんとお姉ちゃんが仲間になりました。
マルティナちゃん、目を閉じてるところ撮っちゃってごめんね…でも、目を閉じてても美人だね…
あと、ユグノアを滅ぼしたりデルカダールで悪さをしてるのは「魔王ウルノーガ」って奴らしいので、そいつを何とかすることになりました。絶対泣かす。
気を取り直して、お船に戻ろうとしたその時
虹色の枝が急に発光し出しました。
そして、急に謎のビジョンが見えます。
祭壇の様なところに、6個のオーブを捧げることで、命の大樹への橋が架けられるという映像です。
こういった現象は、命の大樹の根っこに触れることでも今まで起きていましたが(ここには全然書いてないですけど)、同じ命の大樹の一部だからか、既に切り離された枝でも起こるようです。
その映像は、根っこの時と同じく、他のみんなにも見えていました。
これにより、オーブを集めればいいという事が分かった為、6個のオーブの行方を探る事になりました。ルパスさん許す!
と、思いましたが、既に1個目のオーブはカミュくんと強奪してきてました。
でも、カミュくんが理由あって欲しがってたものだし(しかも、1回強奪したせいで1年間も凶悪犯用の地下牢にぶち込まれてたし)、そういうことに使うのは、流石に彼氏中の彼氏でも気が進まないよね…
?!
しかし彼氏、これを快く渡してくれます。
い、イケメン過ぎる…!お礼はルキウスくんの身体でするね…
とはいえ、流石にちょっと未練があるみたいです。そりゃそうだよね…ごめんね…
カミュくんとの愛の証のレッドオーブ、そして、グロッタの仮面武闘会の準優勝賞品のイエローオーブは準優勝していたおじいちゃんから貰った為、残りのオーブは4個になりました。
海の底に落ちたオーブだとか、バンデルフォン王国がオーブを持っていたとか、色々と眉唾な話も出てきましたが、まずは情報を得るために外海に向かう事に。
途中、グロッタのクエストを消化しておきます。
随分とえっちなアロエだよなぁ?
アロエを見ると、やけどをした時におばあちゃんにアロエの果肉を塗り込まれたことを思い出す…(望郷)
武闘会でシルビア姉貴と組んでた、マスク・ザ・ハンサムくん。
彼は開催直前は「誰もボクの本当の姿を分かってくれない…」とか言ってたんですが、シルビア姉貴と出会った事で、無事新しい扉を開けた様です。失踪事件の時にハンフリーさんに誘拐されてましたが、元気になったようでよかったよかった。
なお、姉貴からのコメントは特にありませんでした。可哀想…
ということで、私用を済ませたので外海に向かうために水門を開いてもらう事になりました。
水門はソルティコにあるらしく、外海へはそこからしか向かう事が出来ません。なので、水門の管理を任されている騎士の家と親しいロウおじいちゃんがお願いしに行く為に、ソルティコに向かう事に。
さそうおどりを受けて踊るルキウスくんかわいい。
アイドルステップですねこれは…
せっかくレシピを貰ったので、シルビア姉貴にもイケメン服を着用していただこうと思います。
顔が良いし、タッパもあるから様になるなぁ…
ソルティコに入ると、シルビア姉貴がお花摘みに行って離脱していまいます。ソルティコに行くぞって言った時もめちゃくちゃ嫌そうな顔をしてたので、多分ソルティコに嫌な思い出でもあるんでしょうね(すっとぼけ)
なので、他のみんなで水門を管理してるジエーゴさんのお屋敷に。
しかし、ジエーゴさんはデルカダールにお出掛けしていて留守だった為、執事のセザールさんが門を開けてくれることになりました。おじいちゃんの人脈すごいなぁ…
なお、水門を開ける前にシルビア姉貴に話しかけると
何故か、ジエーゴさんが留守だった事も、水門を開けてくれるのがセザールさんだという事も知っているようです。
おかしいね~?なんでだろうね~?
水門を開けてもらう時に、セザールさんの目から逃れるようにカミュくんの後ろに隠れるオネエさまかわいい。
カミュくんの脇や腹を見せつけながら外海に出て、今回はここまで。