【前回までのあらすじ】
敵候補が既に2国もある。
色々ありましたが、やっと実家に帰ってこれましたね。
いかにも聖地のお城って感じの白さだぁ…
ｶｯﾁｬﾏ…
2人ともお労しすぎることこの上ない…
素直にただいまって言えないリュールくんも、素直にただいまって言ってもらえないルミエルさんも可哀想過ぎるでしょ…
私も苦手です。
雑魚の癖に謎に硬くて体力あるし…クランくんとフランちゃん傷物にしたし…
いや、むしろ嫌いだな…殺意が湧くな…許さねぇ…
はえ～…あいつら1000年前にもいたんですか。
ってことは、リュールくんの夢もやっぱ過去の回想って感じだったんでしょうかね。
あの邪竜ちゃんが出自不明…なのは、何か意味があるんでしょうかね。
まあ、なきゃここでわざわざ言及しないですよね…何者なんじゃ…
リュールくんが目覚めるまで異形兵は出てきてなかったし、邪竜ちゃんは復活してる感じもなかった…と。
なんかどっかで聞いたことある話だなぁ…でもまあ、流石にリュールくんのせいで復活してるってわけじゃないでしょうけど。
…ないよね？ 大丈夫だよね？
うおっ、すげー戦い嫌がるじゃん…ヒロインかな？
まあ、異形兵見た時とんでもなくえっちな顔してめちゃくちゃ怖がってましたし、嫌がるのは無理もないか…実質赤ちゃんだもんな…守らなきゃな…
マルス様とルミエルさんは面識がある、と…
やっぱ、マルス様とリュールくんが1000年前からの付き合いなのは間違いなさそうですね。1000年間マルス様は何をされてたんです？
マルス様って、リュールくんがいないと出てこれない存在なんですか。
神竜特有の力由来の存在とかそんな感じですかね…？
マルス様以外の紋章士の皆さんも目覚めてるかもしれない、とのことですが…やけにリュールくんと紋章士と邪竜ちゃんの目覚めを関連付けてきますね。
まるでDQ11の勇者と邪神の関係みたいだぁ…（直喩）
お城には、紋章士の指輪のお部屋がわざわざ作られていました。
指輪はそのぐらい神聖なものってことなんですね。
今ここには聖騎士、賢王、碧き風空、聖王女、導き手の指輪があるそうなんですが…
どれが誰なんですかね…？
騎士は多分シグルドさんでしょうけど、この肩書きだけでは流石に分からないな…
これ以外の六個の指輪は他の四か国に託されているそうですが、割り切れませんしどこか1～2国が多めに託されてるって感じでしょうか。
そこはルミエルさん的にも信頼できる国なんでしょうね。
なるほど、ひとつひとつが強すぎるから分けたんですか。
じゃあ、多めに託されてる国は公表してないんでしょうかね…？ 公にしたら流石に諍いになるもんね…？
この指輪たちは、通例に従い近々ルミエルさんが回収して回る予定だったそうです。
一度集めたあと指輪の力？を使って、また分配ってところでしょうか。
そう考えると、なかなか難儀なマジックアイテムですね…もう全部ここに置いておいた方がいいんじゃないかな。
リュールくんがマルス様を呼び出したあのマジカルな呪文を使った召喚を、顕現と呼ぶんだそうです。
これは神竜だけでなく、邪竜も出来る…みたいな言い方ですね、これは。
竜の王族しか使えない力、ですか…
聞いている感じだと他に竜の王族らしき存在もいなさそうですし、リュールくんがルミエルさんの息子ってのは間違いないんですね。
よかったよかった…なんか念押ししてるのが気になりますけど…
ああ、あれって思いついた呪文じゃなくて頭に浮かんできてたんですね。
やっぱ変身ものとかは呪文ですもんねぇ…
え、なんですかその沈黙…？
なんかおかしいんですかこれ…？
リュールくんはちゃんと未来の妻とその妹を守りたいって思ってマルス様とエンゲージしましたよ…大丈夫ですよお母様…！
なんか三点リーダーに尋常じゃない含みを感じるな…
お母様…何か隠していらっしゃいますよね…？
