【前回までのあらすじ】
博士の最期が思った以上にきつかった。
じゃあ、タイムマシンを止めてどうしたいのかをお聞きしましょうか。
なるほどなぁ…
オリジナル博士はやや夢想家気味だったけど、博士本人の尽力とエリアゼロの結晶体のおかげで夢想に技術が追いついてしまったわけですか…
でしょうねぇ…
エリアゼロ内で共生している現代ポケモンもいますが、その多くは最終進化しているものか進化しないものでしたし(パモ系統、フラエッテ、ラッキー等の例外はいますが)、やはり自然界で未来ポケモンと渡り合うのは並のポケモンでは難しいのかもしれません。
オリジナル博士、なかなか狂ってんなぁ…
今は大穴に強力なバリアを展開しているおかげで、エリア内のポケモンのほとんどが脱走していなかったようですが、砂漠にいたテツノワダチ先輩やうちのミライドンくんなど、自力で突破している子も出てきていることから、博士AIは危機感を抱いていたのだとか。
まあ、まず間違いなく破壊されるでしょうね…
AIくんにこの辺の考えができて且つ危険視できているぐらいですから、オリジナル博士も正気なら危ないと思ってそうなもんですが、なーんか日誌見てた感じだと博士も精神的におかしくなってたっぽいもんなぁ…
よく言われてますが、キラフロルのバイオレット側の図鑑説明を見ると
「毒エネルギーが結晶化した花びらは テラスタルの宝石に似ていると最近判明した」などというあまりにもアレな情報が書かれていまして…
これ、つまりはテラスタルの宝石に毒性があるという意味でもあるんじゃないかと言われているんですよね。
ほんで、エリアゼロ内って夜でも昼間と同じぐらい明るいんですが、それはエリアゼロ内の空気中に漂っているキラキラとした何かの影響ではないかと言われてもいまして、こいつは結晶体が粉末状になって漂っているのでは…? という憶測も立てられているもんで…
つまりは、毒性のある結晶体の粉末を含む空気を常時吸っていたオリジナル博士は、それのせいで狂ってしまったのではないか。
なんて、巷では言われているんですよね。
末期はAIと二人きりだったみたいですし、しかもそのAIはほぼ自分ですし、ちょっとしたゲシュタルト崩壊も起こしてたんじゃないでしょうか。
人ひとりが狂うには、十分すぎる要素が揃ってるんだよなぁ…この場所…
うん、その辺は人類も合理的とは思わないっすね。
多分オリジナル博士も正気ならおかしいと考えたと…思いたいねぇ…
タイムマシンの停止には、最強のAIくんとバトルして勝つ必要があるらしく、スヴァくんは最強のAIくんに勝てる見込みのある人材として招かれたんだとか。
ネモさんといい、ペパーくんといい、ボタちゃんといい、AIくんといい、当時トレーナーになってほんの数時間だったスヴァくんに目付けるの早くないすかね…?
まあ、曲がりなりにもチャンピオンランクになれましたし、強い方だとは思いますけど…
うおっ すっごいキラキラ…レアカードかな?
なんか、ここはここで気が狂いそうな内装してますね…
結晶体を最大限に活用しようとした結果なんでしょうけど、もうちょっとこう…光を抑えてもらえると…(陰の者)
いやぁ…凄い空間だ…言葉が出てこないね(語彙力/Zero)