【前回までのあらすじ】
記憶喪失なのをいいことにカミュくんをクレイモランに侵入させたら、知り合いっぽいお婆さんと神父さんに捕まった。
どうやらカミュくんは、5年前までクレイモランの住民と交流があったようです。
なら、ここに住んでたんじゃないかと思うのが普通ですが
なんとカミュくん、クレイモランと交流のあるバイキングの一員だったようです。つまり、本業は盗賊ではなく海賊だったんですね。
なるほどねぇ、道理でねぇ…(盗賊セットと海賊セットを眺めながら)
カミュくんは孤児で、妹と共にバイキングに拾われ、手下として働かされていたんだとか。しかも、過酷な生活を強いられていたんだとか。
そのバイキング、許せねぇよなぁ…?(過激派彼女)
過酷な生活を強いられてた妹さんが亡くなったから、辛い思い出のあるクレイモランに入りたがらなかったのか…
やっぱそのバイキング、許せねぇよなぁ…?(過激派彼女)
しかしカミュくん、バイキングだった現実を受け入れられず教会を飛び出してしまいます。
PS4ルキウスくんは基本表情筋が死んでますけど、カミュくんの事になるとめちゃくちゃ表情筋動きますね…やっぱ相棒は特別なんだな…
すぐに追いかけると、カミュくんは港の方で佇んでました。イケメンは佇み方もイケメン。
ええんやで。ルキウスくんの柔肌で慰めてあげるから、お宿に行こう。な?
などと色仕掛けしようとしたその時、海から黄金のスカルナイトみたいな奴と、黄金のさまようよろいみたいな奴が現れ、城下町に向かっていきます。
それを見たカミュくんは、
案の定怯えてしまいました。
やっぱこの子、黄金にトラウマがあるんやなって…
カミュくんに手を伸ばそうとしたけど、みんなが来たから手を引っ込めてしまったルキウスくん、あまりにも奥ゆかしい…
プレイヤーの分身という建前があるにしても、自分から人に触れるのをかなり躊躇しますよね、この子…めっちゃしんどい…
とはいえ、おセンチになっている場合ではないので、神父さんにカミュくんを任せて、町を襲おうとしている黄金の魔物達をぶち転がすことにします。
この魔物達は、「鉄鬼軍王キラゴルド」という奴の配下のようです。
このぴっかぴかしてまぶしい奴らに、町の金品や黄金像になってしまったおばあちゃんを回収されそうになったので、ぶっ倒します。
しかし、戦っていた連中は陽動で、おばあちゃんは回収されてしまいました。
おい、誰かプチャラオ村の天才軍師バハトラさんを連れてこい!
ルキウスくん達も、慌てて魔物達を追いかけますが
えっ、カミュくん?
なんでさらわれてるの? っていうか、神父さんは何してたの…?
ほんとだよ! なんで誘拐されてるんだよ!
カミュくんが敵に捕まるのこれで3度目だよ!
結局船には追い付けず、カミュくんは連れ去られてしまいました。
カミュくん…すぐ助けに行くから、無事でいて…!
こんな事をおじいちゃんに言われてるって事は、ルキウスくん相当焦ってるんでしょうね…
そんな素振り、他の人だと見たことないのに…
ということで、神父さんに事情聴取です。
あの状況で気を抜くってどういうことなの…?(憤怒)
カミュくんを迷いなくハイエースしたことから、あの黄金の魔物達は、クレイモランのそばの洞窟を住処にしていたバイキング達かもしれないとのこと。カミュくんもそこにいるかもしれないので、ルキウスくんは早速助けに行くことに。
神父さん、カミュくんが傷物にされたら然るべきところに訴えますからね!
覚悟の準備をしておいてください!
一方、バイキングの住処では、カミュくんが牢屋にぶち込まれていました。
よかった! まだ何もされてなかった! よかった! 間に合った!
カミュくんが何かされる前に、早く助けるぞ!
この黄金の鉄の塊め! 正義の刃、覚悟しろ!
えっ、ルキウスくん手配書出されてるの?(手の平ドリル)
どんな美少年に描かれてるか気になるから、ちょっと見せてくれる?
結局手配書は見せてもらえなかったので、ぶっ倒しました。
しかし、カミュくんの様子がおかしいです。
おじさんも「魔物になにかされたのか?」とおぞましい予想を立てますが、どうやら違うみたいです。
なにやらブツブツとつぶやきながら、カミュくんは住処の奥に行ってしまいました。
そんなカミュくんを追いかけた先には、貧相な隠れ家がありました。
この様子だと、カミュくんのお家っぽいですね…
なんだか、隠れ家の中に都合良く大樹の根っこがあってぴっかぴっか光ってたので、ちょっと覗いてみることにします。
ごめんねカミュくん…過去を覗いちゃうね…
ラウンド1
どうやら、この大樹の根っこは昔のカミュくん兄妹の様子を見せてくれているようです。
この頃から既にイケメンのカミュ少年、流石ですね…
君は…我が最愛のクロノクロスに色違いがいたね?
この子がカミュくんの妹のマヤちゃん。
つまり、ルキウスくんの将来の義妹ということです。
二人は過酷な生活を強いられていましたが、それでも肩を寄せ合って仲良く頑張っていたようですね…しんどい…ご飯いっぱい食べさせてあげたい…
おや、妹ちゃんのこと思い出しましたかね…?
大人達からの感想は上々の様です。
では、ラウンド2
これは、マヤちゃんのお誕生日の様子ですね。
お兄ちゃんはお金に人一倍執着のあるマヤちゃんのために、持ち主に黄金をもたらす首飾りをプレゼントしていました。
「どうせならレッドオーブ持って来いよな~」と、マヤちゃんは悪態をついていましたが、見えないところでは大喜びしてます。
どうやらブラコン且つ、ツンデレ属性をお持ちのようですね。
しかし、この首飾りは本当に黄金をもたらすやべーやつの様で、マヤちゃんが触った銅貨を金貨に変え、拭き布も黄金に変えてしまいました。
お、なんか不穏になってきたぞ。
おお、なんだか順調に記憶を取り戻してるっぽいですね。
そうっぽいですね。
だから、くれた後ちょっと考え込んでたんですね…ごめんねカミュくん…
そしてラウンド3では、調子に乗って無機物だけでなく生き物まで黄金に変えてしまうようになってしまったマヤちゃんでしたが、お兄ちゃんに叱られたので反省してしばらく首飾りの力は使わないと約束しました。
が、首飾りの力が暴走し、マヤちゃん自身が黄金になっていってしまいます。
そして、カミュくんの奮闘も空しく、マヤちゃんは黄金像になってしまいました。
その後、カミュくんは隠れ家から逃げるように出ていったところで、大樹の根っこの記憶は終了しました。
そうだとしたら悲しすぎるな…カミュくん…