【前回までのあらすじ】
トサカ野郎のお家にお邪魔してる。
とりあえず、ガリンガくんというインターホンも鳴らしたので、お城に侵入します。
ネコチャン!
なにやってんだ、あいつら…(困惑)
可愛い女の子が4人も待っててくれるとか、ハーレムかよ。
そんなこんなで、エビルマウンテンのギミックみたいなやつを解除して城の奥まで侵入したルキウスくん達。
しかしそこで、女の子の泣き声が聞こえてきます。
こんなところに魔物以外の女の子がいるわけないし、罠だな(確信)
えっ
あ、あの赤いお帽子と赤いお洋服に綺麗な金髪のマジカルプリンセスは…!
べ、ベロニカちゃん…?
いや、これ違うわ…ベロニカちゃんはこんな事言わないわ…(ベロニカちゃん過激派)
私の知ってるベロニカちゃんだったら、「もう、遅いじゃない! ルキウスが来るまで暇だったから、この城の魔物全部倒しちゃったわよ!」とか言って、ホメロスおじさんの屍の上でドヤ顔してる筈だもん…(幻想)
あ、でもベロニカちゃんの姿でそう言われるのは、ちょっと興奮するかもしれない…
あ、やっぱ無理ごめん。
こんなのベロニカちゃんじゃないわ(前言撤回)
勿論偽物だとは分かっていますが、それでもベロニカちゃんの姿とベロニカちゃんの声でそう言われるのは、ルキウスくんにとってはかなり心に来るものがある様です。
そりゃそうよ…この子、プレイヤーの分身って建前のせいで激しい感情表現が出来ないけど、明らかにベロニカちゃんを犠牲にしてしまった事気にしてるもん…気にし過ぎてるもん…滲み出てるもん…(辛すぎて嘔吐)
一方、私と同じくベロニカちゃん過激派のセーニャちゃんは、気丈に偽物を攻撃します。
そして見事、幻影を消し去りましたが、こんなもの見せられたらセーニャちゃんの心もズタボロでしょう…
よりにもよってベロニカちゃんの姿であんな事を言わせやがるんですから、直接精神攻撃を受けたルキウスくんの次にダメージを負ってるに違いありません。
そうだよ、ベロニカちゃんはみんなとセーニャちゃんに託して、希望を持って犠牲になったんだよ。絶望も後悔も見せてなかったんだよ。
だからこそ許せねぇよなぁ…
こんなもん見せやがった悪趣味な奴のせいで、パーティ最年少のルキウスくんがずっと涙目じゃないか…ぜってぇ許さねぇ…
それでいいのか、元親友。
おじさんが呼ぶと、お部屋が急に明るくなります。
グレイグおじさんに名前を呼ばれて嬉しかったのか、にっこにこで現れたホメロスおじさん(36)
お前、どこまでルキウスくんをいじめ倒せば気が済むんだ…ぜってぇ泣かせてやっからな…(憤怒)
まずは挨拶代わりのグレイグおじさん上げを始めるヤンホモおじさん。
なんか、グレイグおじさんが会いに来てくれたのが嬉しかったから遊んでやるって言ってるみたいです(要約)
ほんとめんどくさい奴だな、お前…
ということで、とっておきのネグリジェにお着換えをして、遊び(意味深)に誘ってくるおじさん(36)
ちょっと毛深いっすね…
うっきうきでおじさんに戦いを挑んで来るおじさんなのであった。
なお、ルキウスくんを泣かされた怒りからか、カミュくんが分身はやぶさで散々に嬲りまくったので、そんなに苦労はしませんでした。
てめーの敗因は…たったひとつだぜ……ホメロス…たったひとつの単純な答えだ………
『てめーはカミュを怒らせた』
闇落ちした奴は主人公に負ける定めなんで諦めて(メタ)
おじさん、安定のスルー
まあ、ホメロスがやってきたことを考えれば、かける言葉もないのかもしれませんね。
今更親友の胸の内を明かされたおじさんは色々と思うことはある様ですが、流石に今は後回しにするようです。
まず魔王を倒さなきゃどうしようもないもんね。
一方、習性がネコチャンに近しいルキウスくんは、先に進む前に気になるものを見つけたようです。
ということで、ホメロスおじさんが持ってた銀玉を取り返しました。
せやなぁ…おじさんが心にとどめ刺してったのは流石に気の毒だったけど、それだけのことをしてる奴だからなぁ。
とっととトサカ野郎ぶっ倒してすっきりしましょ。
みんな割とホメロスに同情的ですね。
揃いも揃ってお人好しなんだから~ も~~~~ そういうところ好きだよ♡
でも私は許さねぇからな(勇者過激派)(ベロニカちゃん過激派)