【前回までのあらすじ】
姉貴と合流したお陰で、アリスちゃんとお船も帰って来たから、このまま内海を旅して行方の知れない他の仲間と、神の乗り物を探しましょ。
ということで、外海へ。
ウキウキしてるシルビア姉貴を眺めるルキウスくんも、にこにこしてて嬉しそう。オネエさまとまた一緒に旅できて嬉しいんだろうなぁ…可愛いなぁ…
が、ここで見覚えのある尻が登場。
尻からフレームインするとか、ビビッドレッド・オペレーションかよ。
船倉から結構大きめな物音がしたため、操縦中のオネエさまに代わり、ルキウスくんが様子を見てくることに。
ま、アリスちゃん管轄のお船だし、危険はないでしょう。ということで、一人船倉に入ったルキウスくんでしたが
何か居ますねぇ…
めっちゃ食ってますねぇ…
しかし随分と、食い散らかしてくれたなぁ…
近づいたら、そのめっちゃ何かを食べてる人物もルキウスくんに気付いたらしく、慌てて立ち上がりますが、ルキウスくんはこれまでに見たことがないほど驚いた表情をしながら、その人物を凝視します。かわいい。
そこに、他の皆を引き連れたシルビア姉貴も参戦。
何事かと部屋の奥を見たところ
なんと、船倉の食べ物を食い散らかしていたのは、ルキウスくんの相棒にして愛棒にして彼氏にして未来の夫のカミュくんでした。
そりゃ彼氏が船倉で食料を食い荒らしてたら、ルキウスくんもビックリするわ…
でも、行方が知れなかったので無事再会できて何よりです。これにはルキウスくんも満面の笑みを浮かべます。彼氏の行方が一番気になってたから、旅の目的の一つはこれで達成ですね。
が、
?!
お、おう。お腹が減ってたなら仕方ないな…
なんと、数ヶ月ぶりに再会したカミュくんは、記憶喪失になっていました。
そんな…君の彼女で相棒で未来の嫁のルキウスくんのことまで忘れちゃったんですか…
というか、記憶喪失のままこんな荒れ果てた世界を一人で彷徨ってたのかよ…可哀想すぎる…保護しなきゃ…(使命感)
朧気ながらも、ルキウスくんのことだけは心に残ってたみたいです。これが彼氏の鑑か…
一緒にいてくれるだけでいいよ…弁償もいらないし、いっぱいご飯食べさせてあげるからおいで…(捨て犬を拾う気持ち)
当然即座に【はい】
こんな世界に、こんな状態の相棒を放っておける訳がないだろ!記憶が戻らなくても、カミュくんの嫁がカミュくんを守ってやるよ!(男前)
カミュくんおかえり!
ここかわいい。
ベロニカちゃんなら、思いっきり笑い転げた後、記憶を取り戻す手段を探してくれるだろうね…
そんなになっても引っかかるほど、ルキウスくんの事は想ってくれてたんだね…
掃除とか皿洗いなんてしなくていいから、ルキウスくんに添い寝してあげて(健全)
そうだね…笑ってくれるだろうね…
なお、今のカミュくんは記憶を失ってるので
当然、スキルパネルもすっからかんになってます。
今の彼に出来るのは、ジバリア系でトラップを張る事と、ザメハで仲間を起こす事と、各地で頓珍漢なコメントを述べる事と、ルキウスくんを優しく抱く事ぐらいです。
…全く問題はないな!
あ、やっぱ姉貴から見てもこの二人ってそういう風に見えるんですね。まあ、二人の間に芽生えてるのは友情じゃなくて、愛情なんですけどね。
でも姉貴も大親友だから安心してね!
せやろ? 君この中に混ざるの大変だと思うで?
姉貴に恥ずかしい過去を暴露してもらって、親しみやすいおじさんを演出するしかないな!