【前回までのあらすじ】
一つの時代が終わろうとしている。
■1019年8月
今月は「朱点童子公式討伐隊 選考試合」です。
去年は戦力と頭数が足りず参加を見送りましたが、今年は四人で行けますし、いっちょ挑んでみましょうかね。
そして、なんとか先月持ち堪えてくれた恵花ちゃんの健康度ですが
29…こんなの、酷過ぎるよ…
漢方薬を投与しても、35…
恵花ちゃんが持ち堪えてくれたのは嬉しいですが、この健康度はあまりに痛々しいですね…もっと回復する漢方があれば…投資が追い付いていなくてすまぬ…すまぬ…
さて、一旦気持ちを切り替えまして、先月獲得した武器と術についてお話します。
まず、武器の方の「木霊の弓」ですが、こいつは輝之くんの両親の武器「源太の剣」「お輪の薙刀」と並ぶどころか、更に強力な武器なのです。
というのも、その特徴が
「攻撃時に敵を眠らせる」と、「武器の攻撃が土属性の攻撃になる」というエグイ仕様のためですね。
本作、武器の攻撃属性というものの影響が本当に大きく、攻撃属性に対応する武器使用者の技の数値(水属性の攻撃になる武器なら、使用者の技の水)が敵より高ければ、属性のない武器の倍近いダメージを出すことも可能なのです。
こういった武器を属性武器と呼びますが、「源太の剣」と「お輪の薙刀」もこの属性武器に属し、それぞれ土と風の属性を持っています。
だから、晩年の輝之くんであっても、「源太の剣」を装備していればお子達よりも強かったわけです。
参考までに、当時のみんなの技の土はこんな感じ。
この技で、属性武器を使わないお子達は150前後、源太の剣を使っていた輝之くんは300近い与ダメを出していました。
そんな属性武器に、更にラリホーの効果(確率で睡眠)まで付属してしまっているのがこの「木霊の弓」というやつでして、最序盤のチート武器と言っても過言ではないと思っています。
これを技の土が高い伯楼くんに装備させてしまったら、文字通り鬼に金棒ですね。彼の猛者ぶりに拍車がかかってしまう…
まあ、技の数値に左右されやすいので、属性武器の使用も良いことばかりではないんですけどね。
あと、術「速瀬」について。
こいつは、マップ上では「移動速度が上昇する」効果を持つ術でして、単純に移動時間が短縮できる超有用な術です(戦闘中では別の効果を発揮します)
これがないとダンジョンの奥まで辿り着くのが難しいので、去年の7~8月、今年の6~7月は執拗に白骨城に突入していたんですね。
※速瀬は白骨城でしかドロップしません。
では、初めての選考試合に向かいましょう。
弟妹と娘が朗報を持って帰ってくるから、待っててね恵花ちゃん…
選考試合では、戦闘中のアイテム使用が禁止されています。
オリジナル版では攻撃アイテムでごり押せてしまっていたので、リメイク版は対策されたんでしょうね。
試合はトーナメント方式で進みます。
毛利家の最初の相手は、「三十三間会」さんのようですね。
・1回戦
三十三間会さんは、弓使い三人組でした。
これって部隊として成り立つんでしょうかね…?
弓使いとしての対抗意識でも燃やされたのか、伯楼くんだけ攻撃を食らいましたが、全員撃破し無事一本勝ちです。
なんだこのボスレベルの戦勝点はぁ…たまげるなぁ…
一本勝ちを達成すると、その度にお金が貰えます。
が、賞金はオリジナル版と比べると猛烈に下がっており、今回貰えたのも「80両」というはした金。
帝~ その辺の雑魚鬼の方がお金持ってますよ~?
・2回戦
二回戦の相手は「円山町愚連隊」さん。
三十三間会とは逆に、剣士、拳法家二人、壊し屋という超絶前のめり集団ですね。
今回も一本勝ちです。
全員前列にいたので、天城ちゃんに一気に撫で切ってもらえて、さぞかし嬉しかったでしょう。まあ、とどめは叔父さんと叔母さんで刺しましたけどね。
倍になったけど、やっぱりしょっぺぇ…
・準決勝
男薙刀士の装束、なんだか可愛くて好きです。
もちろん楽勝でした。多分一番弱かったし、戦勝点も低いですね。
どうやら、一本勝ち賞の賞金は80両ずつ増えていくみたいです。
しょっぺぇ。
・決勝
決勝戦のお相手は「池田本家代表」さん。踊り屋二人組です。
踊り屋は回避が高く攻撃性能も申し分ないですが、今回は舞花ちゃん以外の攻撃を全て回避されるだけで、他に害はありませんでした。
結局、今回対戦した中で戦勝点が一番高かったのは、一回戦で当たった三十三間会さんでしたね…
この帝、ケチすぎる。
選考試合で上位に入賞すると、公式討伐隊になれます。
ま、公式討伐隊じゃなくても、勝手に大江山に行けちゃいますけどね。
やったぜ。
優勝すると、公式討伐隊の更に上「筆頭公式討伐隊」になれます。
筆頭だからといって、その年の討伐に必ず行く必要があるわけじゃないですけどね。
支度金がしょっぺえ…
賞品も5個貰えるので、黄ノ指輪、風ノ指輪、唐物茶入(売値287両)、竹尺八花入(売値275両)、御井戸香炉(売値250両)を貰いました。
悪くはないけど、ちょっとしょっぺえ…
とはいえ、優勝は優勝です。
恵花ちゃんとイツ花ちゃんにも、良い知らせを持って帰ってこれましたなぁ。
が、ここまで堪えていてくれていた恵花ちゃんが、遂に倒れてしまいました。
お気を強く持てるわけないだろぉ…!
恵花ちゃん…なんて、イメージ通りの肝の据わったお姉ちゃんなんだ…
いつか、とっておきの朗報を持って地獄に行くからね…
毛利恵花 1019年8月没
これで、始まりの二人がいなくなっていまいましたね…
■1019年9月
舞花ちゃんが元服しました。
もう生後8ヶ月なの…? 早くない…?
また四人きりになってしまいましたね…
パパとお姉ちゃんがいないお屋敷は、圧倒的に黒さが足りないよ…
さて、本来私の想定している交神予定年齢(1才3ヶ月)よりひと月早いですが、今月は伯楼くんの交神を行おうと思います。
というのも、ご存じの通り伯索兄弟は双子な上、恐らく一卵性双生児です。
一卵性双生児は性別素質が同じになるのですが、困ったことに寿命も同じなんですよね。私も詳しいわけじゃないので、本当にこの二人が一卵性双生児かは分かりません。が、誰がどう見ても一卵性双生児にしか見えないので、交神が遅れて自分のお子と会えないなんて可哀想な事態に陥らないためにも、お子が来ても2回訓練がつけられる年齢で受け入れられる、1才2ヶ月~3ヶ月の間に交神を済ませてあげたいなぁ。という親心です。
交神はひと月一人だけなので、こうするしかないんですよね。
そんなわけで、自分の弱点を補いたいらしい伯楼くんのお相手は、みどろ御前様。
ちょっと素質バーがぶれちゃって低く見えてますが、この方は伯楼くんの弱点である技の火と水を補え、且つ木霊の弓に必要な技の土の素質も高めなので、上手くいけばええ感じのウォーリアーが誕生するのではないかと、ちょっと期待してます。
一体何をどうやって忘れさせてくれるんすかねぇ…
■死去
・1019/8 恵花(1才8ヶ月) ♀