【前回までのあらすじ】
ウルちゃんに歓迎されたから、とりあえず怪しまれないようにパーリーナイした。
お城の貴賓室(※敵地)で、無防備にすやすや眠るルキウスくん。
ルキウスくん、左向きに寝る子なんですねぇ…ちょっと丸くなっててかわいいねぇ…
そして、セクシー過ぎる腰と尻を見せつけながら、勇者のつるぎを立てかけている無防備すぎる勇者。
二重の意味で危険な状況なんですけど、大丈夫?
あ、大丈夫じゃないですね。
ウルちゃんが勇者のつるぎに近付く一方、ルキウスくんの腰の辺りからなんか黒いのが出てきてます。
志村ー!後ろ、後ろー!
そして、ウルちゃんが勇者のつるぎを手にしようとしたその瞬間、命の大樹で触られそうになった時と同じように、黒いのから触手が出てきてウルちゃんの手を弾きました。
触手ナイスプレイ!
何事もなかったように引っ込む触手くんと、執拗に見せつけられるルキウスくんの尻。
とはいえ、ウルちゃんと触手の攻防が騒々しかったのか、流石にルキウスくんも目を覚ましたようです。
危なかったね、ルキウスくん…あと少しでも遅かったら、ウルちゃんか触手に凌辱されてるところだったよ…
正体現したね。
そうして、睨み合いになっている二人の元へ、愉快な仲間達(服装込み)が駆け付けましたが
あ…っべー…この状況、どっちが疑われるんですかね…
デルカダール王・強
よ、よかった~お姉ちゃんとおじいちゃんは、ちゃんと分かっててくれてたんですね…流石は実の娘と、中庭デートする仲の友達だぁ…
多勢に無勢と言うほどでもないにもかかわらず、何を思ったのかウルちゃんはその場から消えてしまいました。
あのまま戦闘突入できただろうに、セーブする時間をくれるなんて有情だなぁ。
おわかりいただけただろうか…
この真っ先に駆け寄ってくる彼氏よ…
よーし!
今度こそ、ウルちゃんがトサカ野郎から進化する前にぶっ倒してやりましょう!
ルキウスくんの尻を狙ってた変態ですよ、あいつ。
ベロニカちゃんのことは、絶対守るからね。
彼氏が珍しく激怒してますね…
そりゃそうか、彼女の寝込み襲われたんだもんな。
あ~命の大樹で会話してる時、おじいちゃんの様子が変だったのは、ウルちゃんに気付いてたからなんですね。おじいちゃん流石だ…
おじさん、ほんと可哀想…
め、名犬…!
異常をいち早く察知し、敵に対して怯える事もなく威嚇し続けるなんて、お前はなんて優秀なワンチャンなんだ…!