【前回までのあらすじ】
カミュ主愛のキューピッドお姉さんと会った。
あと、なんかネルセンの宿屋で変な夢が見れるらしい。
早速、噂のネルセンの宿屋で一泊してみたルキウスくん達。
無事夢は見れましたが、どう考えても悪夢です。本当にありがとうございました。
ルキウスくん以外のみんなも、あの悪夢を見たそうです。
はえ〜…どういうシステムなんすかね…戦士さんに出演料払わなきゃ…
おじいちゃんには、あの鎧の人に何か心当たりがあるみたいです。
じゃあま、他に気になることもないし、いっぺん実家に帰省してみますか。
あ、多分それうちのお姉ちゃんですね。
手を出したら、物理的にも社会的にも死ぬから気を付けてね。
宿屋のおばちゃんも気付いてるんすね、流石は年の功。
ということで、久々に実家に帰省。
おじいちゃんの心当たりは、ほぼ確信なんでしょうか。
とりあえず、言われた通りに奥を目指しましょう。
記憶がないカミュくんは素直過ぎるみたいで、どこに行ってもこんな感じで好き勝手言ってくれます。元々のカミュくんも、言わなかっただけで同じことを考えてたのかもしれませんね。あの子、理性が強過ぎるし。
ま、でもちゃんと謝れるんだから良い子です。
お詫びにルキウスくんを抱いてくれたら許してあげるよ(ド下衆)
可愛いお顔を晒しながら、パパとママに挨拶。
なんだか、心なしかルキウスくんの表情が強張ってるようにも見えるなぁ…(乱視)
ただでさえボロッボロのお城跡は、異変のせいで更に崩壊してしまい奥には行けなくなっていましたが、おじいちゃんの目的の場所はなんとか歩ける範囲にあるみたいです。
騎士の二人が屈強過ぎて、ルキウスくんの手伝いなんて必要なさそうにも見えるけど、姉貴は乙女だからお手伝いしなきゃね。あと、単純な力はルキウスくんの方が上だしね。
ということで瓦礫を片付けてみると、そこには地下へ続く階段が現れました。
ユグノアに何か危機が訪れた時に、城の外に逃げるための道…なんかもうオバケの匂いしかしないんですけど、大丈夫ですかおじいちゃん…(ホラー耐性0)
仔犬カミュくん、結構埃とか空気の汚れに敏感ですね。まあ、ここは普通のカミュくんも、めっちゃむせる場所なんですけど。深呼吸でもしたんすかね…
行き止まりの所に、何か居ますね…
オバケかなぁ…怖いなぁ…
こ、これは…夢に出てきた鎧の人!
まさか実在の人物だったなんて…あ、5人分の夢の出演料おいくらですか?
などと、ふざける暇もなく、錯乱してる戦士さんは襲い掛かってきました。
まあ、こういう人は戦ったら落ち着くのがRPG世界の基本なので、ちゃちゃっと倒しましょう。
みてみて〜 同じポーズ〜(遊ぶのはやめない)
嘆きの戦士さんを倒しはしましたが、正気に戻りませんし、未だになんかぶつぶつ言ってます。物理の救済が通用しないなんて…
ん? 「エレノアとルキウス」?
アーウィン…?
あっ
この人がパパなの? ルキウスくんのパパなの?
道理でポーズが似てるわけだよ…
え、パパお顔がブラックホールなんですけど…(困惑)
なんだ、この天の声さん…
でも、なんか美人のお姉さんの声な気がする…優しくて美人で家族思いでいざという時の覚悟がお父さん譲りのすごいお姉さんな気がする…(具体的)
パパ…こんな変わり果てた姿になっちゃって…
とりあえず、鎧だけでもお揃いにしてみるね…
なに、その乙女みたいな仕草…惚れ直しちゃうから、かわいいことしないで…
分かったよ。赤ちゃんの時にしか会ってないけど、家族の愛の力を信じてみるよ。
パパ、ルキウスくんが死んじゃったと思ってるのかな…
今から耳を澄ませるから、おっきい声出さないでね、パパ。
あ、
声を聞こうと思ったのに、近付きすぎてパパのお顔ブラックホールに吸い込まれてしまったみたいです。パパの吸い込みすごい…ダイソンかな…
しかし、ルキウスくんはまた、変なところに連れていかれるのか…(諦念)
なんだ、この喋り方が可愛くないネコチャン…