【前回までのあらすじ】
ベロニカちゃん。
あんまりシリーズを網羅出来てるわけじゃないですが、ドラクエでお葬式って初めて見る気がします。
喪主はセーニャちゃんのようです。
セーニャちゃん、どう見ても無理してるけど大丈夫かな…
お葬式の途中ですが、長老さんに呼ばれたので大聖堂へ行くことにします。
髪の毛を捧げるのぐらいは参加させてほしかったけど、ロウおじいちゃんつるつるだから、気を遣ってくれたのかな…
そうだね。お葬式を遮ってまで呼びつけるって事は、大事な話だもんね。
多分ベロニカちゃんの方が年上だったけど、ベロニカちゃんの勝ち越しって事かな…
身内が激しい感情を見せてると妙に冷静になっちゃうことってありますけど、セーニャちゃんは絶対に我慢してるもんなぁ…
ベロニカちゃんには守ってもらってばっかりで、何も返してあげられた気がしないよね…お礼を言わせてすらもらえなかった…
そりゃそうよね…でもしんどかったらルキウスくんの胸を貸すからね、おじいちゃん。
おじさんが連れて行かなくても、あいつは多分ホメロスにルキウスくん達を処理させた後に同じことしただろうから、おじさんのせいじゃないよ…
ベロニカちゃんが過ごした「十数年」っていうのは、自我が芽生えてからの事なのか、生きてきた年月の事なのか…
うーん…このセリフのせいで、ラムダ姉妹の年齢がよく分からなくなる…
案外、守り切って犠牲になった側は満足してたりするんですよね。残された側には分からない満足だけど、後悔しながら死んでしまうよりはいいのかな…
髪の毛に思い出が宿るっていうのはロマンがあるけど、つるつるには辛いところやんな…
違うよ…二人は二人で仲良しして、私を癒してくれる為に双子として生まれて来てくれたんだよ…そんな悲しい運命なわけないよ…
お兄さん…でも、悔しくて仕方ないよ…
トサカ野郎とホメロスは絶対に泣くまで殴るから…ごめんって言っても許さないから…
大聖堂で待っていた長老さんは、相変わらずのチート能力で此方の冒険の目的を見抜いてきました。
この世界の老人は人間離れしてる人が多いな…
お空に浮かぶ島…マスドラがいるお城かな。
みんなのこの泣きそうなお顔…全員まとめて抱き締めてよしよししてあげたい…つらい…
どうやら、神の使い「ケトス」が、ニマ大師の言っていた「神の乗り物」の正体らしいです。
白くて大きな乗り物という事ですが、ケトスについてもお空の島についても現状それ以上の情報がないので、ラムダの皆さんで古文書を探してくれるそうです。
お葬式で大変なのにごめんね、長老さん…
とりあえず、続報が入るまではルキウスくん達はラムダで待つことになりました。
みんなしんどいだろうし、今日のところは寝てしまいましょう。