【前回までのあらすじ】
何をやっても人としての株しか上げられない男。
反省文を書かされる校長を見送り、一足先にマジボスとの約束の場所、学校のグラウンドに来てみたスヴァくん。
どうやらここにはどんな時間に訪れても、イベント時は必ず夜になるようですね。
おっ、この下半身とイーブイリュック…
そしてそのフードからはみ出てる丸眼鏡…
当然ながら、ボタンちゃんでした。
あっ、もしかして君も正体バレてないと思ってた側の人?
まあ、そうだろうなとは思ってましたよ。
あの時点でスヴァくんが強いかもしれないって認識できていたのは、校長とネモちゃん、ペパーくん、ボタンちゃん…あとはまあ、あの下っ端の2人ぐらいですもんね。
でしょうよ。
自分が完全に善意で作った組織を潰したいなんて、相当なことがないと考えられないもんね。
その相当なことがあったからこういう手段に取らざるを得なかったっていう状況は、多分ボタンちゃん自身にとって一番辛いことなんだろうなぁ…
?!
あっ、校長はネルケでいくんですね。
あまりにも軽やかな走行フォームと生足に一瞬気を取られてしまいましたよ!
幸か不幸か、ボタンちゃんは気付いてないみたいです。
まあ、彼女は多分校長ともほとんど面識ないでしょうし、仕方ないね。
ネルケ校長にはこのバトルの撮影係をお任せして、我々は戦り合うことにしましょうか…
ということで、カシオペア改めボタンちゃん戦。
彼女はイーブイの進化系…つまりブイズのみでパーティーを組んでいる、ガチガチのブイズパの使い手です。
実は私、初代の頃からイーブイが大好きでして…子供の頃に密かに憧れてたブイズパを実際にやる登場人物が出てくるとは驚きましたね…
元々ボタンちゃんの見た目と性格がストライクだったので好感度は高かったんですが、これでさらに高まりました…仲良くしような。
あ、バトルの方は彼女のAIのせいもあって(全ブイズがつぶらなひとみを開幕必ず入れてくる)巷では弱いと言われているようですが、レベルが高い上にあらゆるタイプを満遍なく揃えているので、初心者同然の知識で行くと耐久の方でそこそこ厄介だった印象です。
あと、私の一軍が必中急所技を持っているマスカーニャのニャオちゃんと、特殊攻撃メインのサーナイトのルトスちゃん以外全員物理特化のメンツだったせいで、先制のつぶらなひとみが地味に効いてたんですよね…
勝敗、つきましたね。
でも、校長は絶対に悪いようにはしないさ…